ブドウ

ブドウの栽培法、歴史、利用、生産(世界・日本)、分類、品種、生産国の紹介。

ブドウの品種

ブドウ品種の一覧も参照。また、ワイン用品種についてはワイン用葡萄品種の一覧項がある。

・カルディナル
・甲州日本最古の品種で、平安時代末期に栽培が開始された。現在でも甲府盆地を中心に栽培されている。生食用のほか、日本における白ワインの主要原料ともなっている。
・巨峰・種無し巨峰  1945年に大井上康によって開発された日本産の欧米雑種。大粒で味がよく、日本で最も栽培されている品種である。
・藤みのり(藤稔)
・紫玉
・ピオーネ 1973年に井川秀雄によって開発された欧米雑種。大粒で味がよく、日本では3番目に栽培が多い品種である。
・あづましずく
・ナガノパープル
・高妻
・紅瑞宝
・紅伊豆
・多摩ゆたか - 芦川考三郎によって作出された緑系ブドウ。
・安芸クイーン
・竜宝
・ブラック・コリンス レーズン用主要品種の一つ。
・コールマン - コーカサス地方原産の黒系ブドウで、正式名はグロー・コールマン。日本では冬(11月から1月頃)に収穫される。
・コンコード - おもに加工用に使用され、赤いグレープジュースの主要原料である。
・ブラックオリンピア
・シャスラ
・レッドグローブ(Red Globe)
リビエラ(Ribier)
・クリムゾン・シードレス(Crimson Seedless)
・トムソン・シードレス(Thompson Seedless)レーズン用の主要品種である。
・サルタナ(Sultana) - レーズンで有名。トムソン・シードレスと同一種とされる。
・マスカット・オブ・アレキサンドリア(Muscat of Alexandria)古い品種で、香りがよく世界各地で栽培される。日本でも温室にて栽培される。生食用のほか、レーズン用の主要品種ともなっている。
・マスカット・ベーリーA(Muscat Bailey A)
・シャインマスカット
・デラウェア 日本で2番目に多く栽培されている品種。小粒だが味がよく、戦前からの主要品種であった。ジベレリン溶液による種無し処理がはじまった品種である。
・キャンベル・アーリー(Campbell Early) 戦前からの主要品種であるが、1970年代から栽培面積が激減した。
・瀬戸ジャイアンツ(桃太郎ブドウ)
・ナイアガラ 
ポートランド
・スチューベン (Stuben)
・旅路(タビジ)
・甲斐路(カイジ)
ロザリオビアンコ (Rosario Bianco)
・ロザリオロッソ (Rosario Rosso)

など。

 

参照:Wikipediaブドウ

 

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ブドウの生産国

○日本国内の主な産地
・北海道
 ・小樽市余市郡余市町、仁木町)
・東北地方
 ・青森県
 ・山形県
 ・福島県
・関東地方
 ・栃木県:大平町ぶどう団地
 ・群馬県:榛東村ぶどう郷
・中部地方
 ・山梨県:勝沼ぶどう郷、ぶどうの丘、南アルプス市牧丘町
 ・長野県:塩尻市(桔梗ヶ原)、坂城町東御市
 ・愛知県:岡崎市(駒立)
・近畿地方
 ・大阪府:柏原市羽曳野市
 ・京都府:京丹波町
 ・兵庫県:神戸市653t、加西市521t、三木市461t他
・中国地方
 ・岡山県
 ・鳥取県:北栄町
・四国地方
 ・香川県
 ・愛媛県
・九州地方
 ・福岡県:久留米市
 ・大分県:宇佐市(安心院)

○日本国外の主な産地
・アメリカ
・チリ
・イタリア
・フランス

など。

 

参照:Wikipediaブドウ

種無しぶどう

植物ホルモンを利用した方法で、ホルモンの作用により果実内部の種を形成させない方法である。

1970年頃からはジベレリン水溶液が使用されているが、近年ではサイトカイニン水溶液を添加することにより処理時期が拡大している。

デラウェアなどの小粒種が主であるが、最近では技術の向上により巨峰などの大粒種にも種無しが現れている。種が無い為、種有りに比べ脱粒しやすい。また、収穫時期は種有りに比べて早まる。なお、ジベレリン水溶液は元々無色透明であるが、ジベレリン処理をした果実を色で判別するために水溶液に食紅などを混ぜ着色している。ジベレリン溶液は本来は果実の成熟期を早めるために使用するもので、種無し化の効果が見つかったのは副産物である。

 

参照:Wikipediaブドウ